2010年03月11日

Vectexビルド更新 r27332

Graphicall.orgのBlender2.5 Vectexビルドを更新しました。

Linux 64bit

Linux 32bit


Windows 32bit


ソースファイルのパッチ(Blender2.5_Vectex_patch.zip)

今回の更新内容は、
  1. トランクの変更(r27100 : 27332)を取り込みました。
  2. テクスチャノードでのイメージインプットでタイルキャッシュ機能を使用できるようにしました。
  3. SVGファイルを連番ファイルのアニメーションとして使用した場合の不具合の修正(途中)。
というような感じです。

あまり目立った変更はありませんが、とりあえず今回も変更内容についての補足を記事にしたいと思います。

(※このビルドをアッップロードする前に、Vectexパネルで画像サイズを変更したときにSVGレンダリングの再描画が行われないバグのあるビルドをアップロードしてしまいました。もし、スプラッシュスクリーンにr27332ではなく、r27322というリビジョン番号が表示される場合は、新しい方をダウンロードしなおしてください。お手数をおかけしてすみません。)


○テクスチャノードでのイメージインプットでのタイルキャッシュ機能
前回の更新でトランクの修正によって自動的にVectexの機能がテクスチャノードで使用できるようになりましたが、そちらはテクスチャインプットを使用する方法です。(テクスチャノードでヘッダメニューからAdd->Input->Textureを実行)

今回の更新で、イメージインプット(テクスチャノードでヘッダメニューからAdd->Input->Imageを実行)でもタイルキャッシュ機能を使えるようになりました。
pic100310_01.jpg

テクスチャインプットでSVGファイルを使用するためには、あらかじめSVGファイルを使用したテクスチャのデータを作成しておいて、それをノードパネルのメニューから選択する必要があります。

一方、イメージインプットでSVGファイルを使用する場合は、ノードパネルの「Open」ボタンを押すことで直接SVGファイルを開くことができるので、少し手間が省けます。
(すでにUV/Image Editorなどで開いた画像があれば、イメージ選択ボタン(Browse ID data)のメニューから選択できます。)
pic100310_02.jpg

今回の更新で、こちらのイメージインプットでもタイルキャッシュ機能が使えるようになりました...が、実際にはテクスチャインプットでイメージファイルを使用する場合と、イメージインプットでイメージファイルを使用する場合とではレンダリング結果がかなり違ってきます。

とりあえず、イメージインプットでタイルキャッシュを使うまでの手順です。
イメージインプットでSVGファイルを開くだけならノードパネルの「Open」ボタンを押すだけで済みますが、そのイメージの設定を変更するためにはテクスチャの場合のようにノードエディタの外でイメージを開いてプロパティエディタからアクセスできるようにする必要があります。

そのためには実際にオブジェクトに割り当てているテクスチャとは別のテクスチャを作成してテクスチャタイプをImage or Movieに設定、Imageパネルのイメージ選択ボタン(Browse ID data)で既にオープン済みの画像ファイルを選択するというような操作が必要になります。

この状態でVectexパネルでSVGイメージのタイルキャッシュを有効にするかどうか、背景色の変更などを操作できます。

設定を変更したらオブジェクトに本来割り当てるべきテクスチャノードのデータをテクスチャ選択ボタン(Browse ID data)で選択しなおします。

これで、F12ボタンでレンダリング結果を確認できます。

テクスチャインプットを使った場合でも、VectexパネルでSVGファイルの設定を変更するためには同じような操作が必要になります。

それでは、テクスチャインプットを使用した場合と、イメージインプットを使用した場合とでは、レンダリングの結果がどう違うのでしょうか。
テクスチャインプットを使用している場合、Image Samplingパネルでの設定がテクスチャノードに反映されますが、イメージインプットではこれらの設定内容は無視されます。
つまりイメージインプットを使用してVectexのタイルキャッシュを使用しても、ミップマップやテクスチャフィルタリングなどが使えないので画像が粗くなります。
pic100310_03.jpg

また、Mappingパネルの設定についても、Imageインプットを使用した場合は一部の設定が反映されないようです。
以上のことはVectexの機能とは関係なく、JpegやPNGを使っている場合でも同じです。

コードを書いている時点で予想はできたのですが、せっかく使えるようにしたもののテクスチャインプットを使わずに、イメージインプットを使う必要性というのはほとんど無いような気がします。
イメージインプットがなぜこのような仕様になっているのか理由はちょっと分からないのですが、テクスチャノードのシステムは比較的最近(Blender2.49)追加されたばかりなので、まだ細部まで作り込まれていないのかなという感じがします。

SVGファイルをシークエンスとして使用するための修正については、現時点でまだ完了していません。(SVGの連番ファイルを使用しているとき若干動作が不安定になるようです)
次回の更新までになんとか問題を修正できるようにしたいと思っています。
詳細については、次回の更新のときに説明したいと思います。
(前回の記事で10日に一回くらいは更新したいとか書いてましたが、多分2週間に1回とかになるような気がします。)
posted by mato at 01:01| Comment(0) | Blender Vectex | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。